この本から何を学びたい?

・印象派とかそういう言葉の出てくるような「アートの概要」を知る

・絵を書く・見ることの楽しみ方を知る

・写真を撮る上での表現方法のヒントを探す


要約

西洋美術は1300年頃を境界に大きく変化する。

- 1300年より前 : キリスト教などの宗教画。型を踏襲することが最優先。
- 1300年頃イタリア人画家のジョットが観察して描くことを始めた。
- その後のルネサンスで遠近法や陰影法が開発される。
- さらに数百年が経ち、19世紀後半に印象派が生まれる。

印象派

- 目の前のものを見たままに絵画にする。
- ひたすら見ることに集中できる絵画。
- 筆触分割という手法を編み出した。

その後

- その後「画家の内面を絵画に表現する」ことが始められる。
- ゴーギャンは色に、ゴッホは色に加え筆触に感情を込めた
- セザンヌは多視点を導入した。

ピカソ

- 20世紀初頭から1970年代に没するまで、スタイルを変えながら描いた。
- 1907年「アヴィニョンの娘たち」から絵の平面化が進んでいく。(キュビズム)
- 写実的な絵は対象の美しさに依存する。それを破壊した。
- ピカソはヒトの感情を動かしたかったのか?

抽象派
- カンディンスキー・モンドリアンなどにより始められた。
- 抽象表現だけで絵画を成り立たせた。

日本美術
- ピークとなる絵師を挙げるとすれば、葛飾北斎
- 線の描き方が秀逸。一本の線の太さや勢い・滲み具合で表現する。
- 実際の見え方に頓着しない構図の大胆さも持ち味。
- 葛飾北斎をはじめとする日本美術は印象派(モネ・ルノワール)やゴーギャン・ゴッホにも影響を与えた。

それ以前の日本の絵画
- 7世紀以降、中国からの仏教伝来をきっかけに。
- 日本は仏教を取り込み、仏画も盛んに描かれた。
- その後禅宗が大流行。仏教美術中心時代となった。
- 応仁の乱以降、強さや勇猛さが表現された華やかな絵画の時代に。
- また庶民にも美術が身近なものになっていった。

自分の目で見る
- オススメは常設展。特に上野公園(国立西洋美術館など)。
- 日本美術なら東京国立博物館。

学びたかったことに対する答え


・印象派とかそういう言葉の出てくるような「アートの概要」を知る

→ 宗教画、印象派、抽象派と、前時代の書き方を覆すことで発展してきた。


・絵を書く・見ることの楽しみ方を知る

→ 時代背景を知ることで、画家が絵に込めたものを感じるヒントになりそう。


・写真を撮る上での表現方法のヒントを探す

→ 正解はない。既存の方法に縛られない表現が時代を変える・・・かも。