この本から何を学びたい?

・質の良い睡眠は、具体的にどうすれば確保できる?

・どうしても睡魔と戦うときはどうするのがベスト?

・夢って何?


要約

睡眠の質は最初のノンレム睡眠 (入眠後90-120分)にどれだけ深く眠れるかで決まる。

ここで深く眠れれば、
・その後の睡眠リズムが整う
・自律神経やホルモンの働きも良くなる
・翌日のパフォーマンスも上がる

では最初のノンレム睡眠を深く眠るには?
・体温 :
入眠に向けて深部体温を下げていく。そのために一旦皮膚温度を上げる。
ベストは眠る90分前までに入浴を終える。
時間がないならシャワーにしておく → 我が家(沖縄)はシャワーなのでもう少し直前でも良い。
軽いストレッチも深部体温をあげるので入浴と合わせると〇
・薄いお酒をたくさん飲むのは避ける。高度数・少量がベター。→飲みすぎは明け方の長いレム睡眠が減る。ノンレム起床確率が高まり、寝起きが悪くなる。


・脳

入眠前には刺激的なことは避ける。(退屈なことをする)
習慣的な入眠時刻の2時間前は脳が眠りを拒否する。
原因は分かっていないが、睡眠圧の高まりに対抗するシステムの働きと考えられる。
この時間帯に眠ろうとするのは避ける。

覚醒時にしっかりと覚醒するほど眠りの質は高まる。

しっかりと覚醒するには?

・光で覚醒させる
・レム睡眠時に起床する(アラーム二つ方 : 起床目標とその20分前の2回アラーム。一回目はノンレムでは気づかないくらいの小さな音、短時間で。2回目は普通に。これでどちらかが当たる確率が高くなる。)
・起床後、水などで皮膚体温を下げる(深部体温との差を広げる)。
・よく噛む食事をする。
・深部体温を適度にあげる(汗をかかないくらいの運動や、味噌汁を飲むなど)
・声を出す


昼間の眠気対策
・ガムなどを噛む。
・30分未満(20分程度)の昼寝をする。


夢について

レム・ノンレムどちらでも夢を見る。

見る夢の種類は異なる(具体的←→抽象的)。

夢をたくさん見ていることは睡眠の深さに波があることを示しており〇

でも覚えている夢はたいてい起きる直前のレム睡眠時の夢。

今のところ見たい夢を見るのは不可能。

学びたかったことに対する答え

・質の良い睡眠は、具体的にどうすれば確保できる?

子どもたちと帰宅し、夕食→入浴。完了が20:30頃。となると22:30頃就寝が目標。
それまでに家事系のことを済ませる必要あり。
6-7時間睡眠するなら、4:30-5:30起床。
レム睡眠起床し、光を浴び(冬はLEDとかか)・皮膚体温を下げ・噛む、深部体温を挙げる朝食をとる。
汗をかかない運動も良いかも。光浴びるついでに20-30分のウォーキングかな。
5:00~6:00に目覚め完了し、1~2時間のゴールデンタイムを過ごす。
7:00頃から子ども・出勤の準備を開始し、8:00までに出発。

昼間は可能なら20分の昼寝。



・どうしても睡魔と戦うときはどうするのがベスト?

ガムを噛む・手を洗うなどで皮膚体温を下げるのが汎用的。



・夢って何?

どうやらはっきりわかっていることはかなり少ない模様・・・